悲劇の構造

昨日は一日机に向かっていた。その運動不足が今朝の体重にもろに現れ、これはいかんと、昼過ぎ、少し長めの散歩に出る。
その寒いこと。尋常ではない。空気がまるで凍っている。芯から冷える。いつもなら出くわす何人もの顔見知りの散歩人に、今日は一人として出会うことがない。見渡すかぎりの田園に、人の影は皆無。
あたり一帯、白々しく、寒々しい。
この寒空を何食わぬ顔で飛び回っているものがいる。身を裂くような冷気も、彼らにはちっとも堪えないのか。鳥の肉体構造はいったいどうなっているのか。
水鳥はなおそうだ。見るだに寒い池の水面を、平気でスイスイ泳いでいる。カモ、オシドリ、…。
地蔵もまた、吹きさらしの中ににこやかに突っ立っていた。
人は、死すべきもの。これぞ悲劇の構造。自然の中に抱かれる彼らを見て、いっそう鋭くそれを思う。

枯れ木に止まる鳥たち。
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池面を行くカモ。
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オシドリ
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寒風に身をさらす地蔵
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冬の綿草。
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冬の田園
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廃屋
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年に一度の約束
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(2010/12/16)

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