抗がん剤が1.5倍になって

一昨日の月曜日から、アミロイドーシスを治療する(現状維持する)抗がん剤が1.5倍に増量された(つまり2錠から3錠に)。ごくわずか、悪化の兆しが見られるからというもの。

一日おきの就寝前に飲むから、3錠になってからはまだ月曜日の一度だけ。月曜日にはまた、週に一度飲むことになっているデカドロンというステロイドも飲んだ。たまたまダブルで重なったわけだ。抗がん剤もそうだが、デカドロンの副作用はなかなかのもの。飲んで半日もすると、体の中がカーッと熱くなるというか、なかなか言葉では表せないが、「あっ、来たな」と直ちにわかる独特の体内感覚になる。

この体内感覚が来ると、寝つきが悪くなり、便秘気味になり、出ても少量の小刻みなものになり、そして最もいやなのは、手足のむくみだ。足の甲や足首がむくんで血管が見えないほどになり、手の甲からも血管が消える。これは2,3日で消えるのではあるが、また一週間後には小波が来、抗がん剤とダブルで重なる2週間後には大波となる。

今回は抗がん剤が増量されたから、大波がさらに大々波になったようだ。顔にまで表れ、いわゆるムーンフェースと呼ばれる、抗がん剤使用者に独特の、赤くまん丸にふくらんだ顔になった。これまでにも効果がきつく表れたときには、必ずなったから驚きはしないが、3錠になるとこういうことが頻発するのだろうか。

まあこんなことをくり返しながら、ガン患者は細く長く生きていく宿命を負うわけだ。細く短くならないことだけをひたすら祈って生きていくわけだ。

ぼくなどはまだ、薬の副作用以外には、どこと言って自覚症状に悪いところがないから幸せな方だと思う。あと20年、90までは生きられそうな予感すらしているのだから、なお幸せだ。

今怖いのは新型コロナウイルスだ。老人で持病を抱え、免疫力が弱いぼくなどがかかると、たちどころに重症になり、場合によると死に到ることもあるのだろう。それが怖い。

だからといって、家にこもりっきりというわけにもいかないから、週に一度の水彩画教室や、病院通い、そしてときたまは妻につき合ってショッピングモールなどに買い物にいく。ああそれと、毎日1時間ほどの散歩。もちろんマスクをし、帰ったら手洗い・うがいを忘れない。

コロナウイルスは、発見されているのはわずかだし、地域もまだ散発的に見えるようだが、現実にはほとんど全国津々浦々(安倍の好きな言葉)に蔓延しているのだと思う。もちろんぼくの住む松山にも。現状の深刻さに政府も気づいて、「蔓延状態」と発表するのも時間の問題という気がする。

家にこもりっきりで気が滅入るのと、多少のリスクを覚悟で外に出るのと、どちらをとるかの問題になるだろう。

20200219smalla.jpgぼくの場合、家にこもりっきりでも別に問題はない。好きなだけ本を読み、好きなだけパソコンという原稿用紙に向かって何かを書いていれば、それで十分、気は晴れるから。いま読んでいるのは岩波地球惑星科学11『気候変動論』。トランプの言う「地球温暖化はフェイク」がいかに科学的検証に堪えない愚論かということがわかる。

こうしてときにブログでも書けば、なお気が紛れるというものだ。



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