コロナ拡大の要因はなんだろう

コロナは高止まりどころか、さらに高みに向かって上昇しているようだ。

なぜこうなるのか。コロナに感染した一人一人について、逐一理由を調べるのは困難だし、ほとんど不可能に近い。数値として上がってこない市中感染者はまだまだいるだろうし、感染している自覚のない無症状者もたくさんいる。追跡にかかる労力も大変なものだ。

しかし、逐一の理由がわからないから、感染拡大の理由がわからない(GO TOが原因とのエビデンスがない)と言ってしまえるものでもない。逐一の動きはつかめなくても、巨視的な動向を調べることはできる。気体分子論的な発想に立てばよいのだ。つまり、全体を「総合的・俯瞰的」に見ればよいのだ。

その立場から見れば、日本の国土という体積一定の空間において、GO TOによって強制的に熱を加えたとき(人を動かしたとき)、圧力が高まる(人と人の接触機会が増える)のは理の当然である。個々の接触の経緯を調べることは困難でも、総体としての接触機会が増えるのは当然なのだ。接触機会が増えれば、コロナ感染の確率も高まるのである。これは個々人の問題というよりも、確率なのだ。

「マスクをして食事をしろ」とか「不要不急の外出は避けるように」とか言ってみても、一方では外出や旅行を勧めているわけだから、めちゃくちゃな状況に日本の国は陥っている。コロナ感染が止まらない主要な原因はGO TOにあると言いきっても、決して大きな間違いはないだろう。

菅政権は今、どこに顔を向けて政治をしているのかわからない、ハチャメチャな状況にある。要因は、菅首相のメンツと固執にある。一度こうと決めたらテコでも動かない固執。それが批判されると、どんなに不合理きわまりない理由でもよいから、何か理由らしきものを持ちだして、どこまでもその一点張りでメンツを守る。「エビデンスがない」、「GO TOによる感染者は200名ほどしかいない」、「総合的・俯瞰的」など、根拠も何もない、言葉の意味さえわからない理由を平気で何度も何度も繰り返す。

平気で同じ言葉を何十回、何百回と繰り返す菅首相と、その周辺の要人たちは、どこか狂っているとしか、私には見えない。

真実が何も見えていないのだろう。少しでも真実が見えていれば、それを表現する最適の言葉を人は探すものだ。何も見えていないから、言葉を探す努力もしない。だから平気で同じ言葉を繰り返す。

それにしても、いつになったらコロナは収まってくれるのだろう。政権に期待はできないから、なりゆきを見守るしかない。苦労に苦労を重ねているのは医療従事者ばかり。おかしな日本になっている。

(2020.12.12)



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