テーマ:ひとりごと

解体されていく家、義父の膨大な作品群

妻の実家に住む人がいなくなってもう20年になる。我が家から遠くないから、散歩のついでによく見回ってきたし、義父が残した作品(水彩画、版画、書、俳句、川柳、焼き物など)をついでついでに持って帰って飾ったりもしてきた。ぼくら夫婦も歳をとってきたし、都会に住む娘夫婦にあとのことをまかせて死ぬわけにもいかないだろうと、ついに手放すことにした。買…
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カリンが咲いた。ちょっと早いな。何かの予兆?

今朝のこと、ゴミ出しに行こうと玄関先に出てみて驚いた。カリンが花を咲かせていたのだ。 昨日まではまだ一輪の花もありはしなかった。ところが今朝のポカポカ陽気に誘われたのか、カリンが突然花びらを広げる気になったようだ。 不思議なのは、カリンは花より先に葉っぱを茂らせるのだが、その葉っぱの芽は、見かけはまるで花芽のように赤いのだ。だか…
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社交性のない私、最近情けないなと思うこと

(庭のカリン、先日まではプツッと小さな芽が出ているだけだったのに、ぐんぐん葉を伸ばしてきた。いよいよ春本番だ。赤い芽はどう見ても花芽にしか見えないが、これが葉芽だから驚いてしまう。) なんだか情けないなと、最近思うことがよくある。朝は元気なのに、午後になって机に向かっているうち、どうにもたまらなく眠くなってきて、つい1,2時間眠ってし…
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入院すると、即辞職?

体調が悪くて入院することは誰にだってある。だが、それが直ちに勤務先の辞職(退職)につながると考える人はまずいない。山田真貴子氏のことだ。現に国会議員は不正を追及されると、たいていの場合、病院を駆け込み寺にして入院してしまう。なら議員辞職するのかといえば、そうではない。しばらくの間、身を隠すだけだ。入院が辞職につながらないのは、一般の会社…
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老いて愛情増幅の夫婦

昨日は、月に一度の病院通いの日。全身性アミロイドーシスの診察と、それに伴って悪くなっている腎臓の診察。 まずは血液検査から。悪化が進んでいると覚悟して臨んだ。というのも、つい先日、若者向けで、かつて孫を連れてよく行っていたレストランに妻と二人で入ってみたのだ。前を通ったとき、ちょっと懐かしくなったから。 孫を連れて入っていたころには…
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コロナ拡大の要因はなんだろう

コロナは高止まりどころか、さらに高みに向かって上昇しているようだ。 なぜこうなるのか。コロナに感染した一人一人について、逐一理由を調べるのは困難だし、ほとんど不可能に近い。数値として上がってこない市中感染者はまだまだいるだろうし、感染している自覚のない無症状者もたくさんいる。追跡にかかる労力も大変なものだ。 しかし、逐一の理由がわか…
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断想〈GO TO はコロナ感染拡大に、ほんとに影響しないのか?〉

新型コロナ感染者数は目に見えて増加している。これは特定地域にとどまらず、全国的傾向とみてよい。もちろん、密集度の高い大都会でその傾向が強いのは当然だ。 この第三波的拡大が、何を引き金に生じたのかを、精密かつ科学的に調査・研究するのは科学者の役目であり、同時に政府の責任でもあろう。 だが、その科学者が、今は猛烈なパンデミックの中、目の…
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秋深し

秋が深まり、冬が着々と近づいている。毎日の散歩でそれがありありとわかる。田舎の野道を歩くから、なおそれがはっきりわかる。 今日は満月か。まん丸な月を見てそう思ったが、どうやらまだ十四夜。明日が満月だ。 まん丸な月を見ていると、なんだかそら恐ろしくなる。そこにぽっかり浮かんでいる月の、あまりの実在感! 絵画的風景として空に貼りついてい…
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みんなが夢を見れば、それはもう夢じゃない、現実なんです

まさかこれはありえないでしょうと、目を疑うような『参院定数6増法』。 どこからどこまで、自民党の、自民党による、自民党のための選挙法。 それがついに成立した。民主主義も正義も道理もあったものじゃない。あるのは、絶対多数者の自己保身と、数による強行突破の論理だけ。 ここまでガツンとやられたら、国民はもう頭がくらんで何も言えない。 …
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生かされて生きている

 全身性アミロイドートスと告げられて、そろそろ丸2年だ。  あのころぼくは、ひたすら元気だった。ほんとに懐かしいよ、あのころが。ほんとに、ほんとにね。知らぬが仏で、毎日、城山に登り、プールで泳ぎ、ウオーキングを楽しんでいたんだから。なんだか遠い昔に思えるな。  病気だと知らされたのは、まったくもって偶然の賜物だった。そう、賜…
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とにもかくにも生きている

前回のブログが2016年2月25日。2年あまり前だ。あれから思わぬことがいろいろ起こり、ブログは休止状態になっていた。 一つは、中学時代からずっと私の囲碁の師匠でありつづけた母方の叔父が、前回のブログのわずか2日後、96歳で大往生を遂げたこと。そのこと自体は、十分に生き尽くした後の往生だから、別に大きなショックではなかった。しいて言え…
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月の沙漠

前回、『船頭さん』の童謡を引き合いに出した。 童謡で思い出すのは、『月の沙漠』だ。三歳になるかならないころだろう。母が歌って聞かせてくれた。 ぼくが人生で初めて聞き覚えた童謡、とまで言ってよいのかどうかは知らないが、幼い心に最初に響いた童謡と言うなら、まちがいなく『月の沙漠』だ。 母の膝の上で、母が開いてくれる絵本を眺めながら、母…
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おれ、年寄りだよな

もう3年も更新していなかったことになる。つい先日、68歳になった。歳月の早さに驚く。年寄りのたわごとを再開しようかと思う。 と書いて思った。3年前まで、自分を年寄りだと自覚することなどなかった。だのに、わずか3年経ったにすぎない今、いとも自然に「年寄りのたわごと」などと書いてしまう。なんとしたことだ。 自分を思わず知らず「年寄り」に…
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水星見たいな。梅も、源氏も。

 ぼくはいまだかつて水星をこの目で見たことがない。  昔から星は好きだし、毎夜、空を見上げることを楽しみにしているぼくだが、65年の人生において、水星を見る機会はなかった。  死ぬまでに(そんなに近い先とはまったく想定していないが)一度は水星を見てみたい。それがぼくのひそかな願いである。  ときおり、肉眼で水星が見られそうな時期が…
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お菓子教室に

 なんと昨日は、お菓子作り教室の生徒になった。定年退職者なればこそできることだ。受講生は十数人。うち男はぼく一人。消え入りそうなこそばゆさ。  講師の先生は知る人だし、知り合いのご婦人が二、三名参加しているしと、誘われるままに顔をのぞかせた。  会場は、さる福祉センターの調理室。入ると、立派な調理台がいくつも並び、鍋、釜、包丁から、…
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春近し、65歳は人生の春

 年が明けて、もうひと月。  昨年秋から中断していたブログも、そろそろ再開できる心持ちになってきた。  秋以降、何ともやっかいな、裁判という魔物に足を取られ、平常心を失っていた気がする。長年義弟とかぎりなく離婚に近い別居生活を続けていた義弟の妻が、義弟の死を機に、唐突にも、ぼくの妻を相手に民事訴訟を起こしたのである。何の罪を犯したわ…
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自由になって

 退職し、自由を得てはや二年半。夢にまで見たこの自由。  水彩画を始めたのは大きな収穫だった。描いているととにかく楽しい。時を忘れる。自分を忘れる。すべてを忘れて、目の前の色彩空間に没入している。  今こうして書いているように、文章を書くのも楽しい。好きな時間に、好きなように書けるのがうれしい。  「……しなければ」という束縛…
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絵を描く喜び、散骨した人

 8月に描いた25号ほどの水彩画を秋の県展に出してみようと思い、昨日、画材屋で額に入れてもらった。水彩画を始めて2年半。25号というのは、ぼくにとって過去最大の大きさだ。額に入れると畳半分を越える。ちょっと感激だった。絵の良し悪しは言わないとして、我ながらその努力に合格点をやりたい気分になった。  まあ、初心者の感激である。ここからが…
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悩みと迷いの青春時代

 昔の日記を読み返し、何かのときのためにとデジタルデータ化する仕事をふたたび始めた。  ぼくの日記は、今も残されているものとしては中学1年の正月(1961年1月)に始まる。そこにぼくが書いているところによれば、もう一冊、その前身のノート(手帳)があったらしい。それは小学6年から始まるもののようで、たしかに言われるとそういう手帳をもって…
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映画『あなたへ』に思う

 勤めていた頃は、映画館に映画を見に行くなんて、年に一度もないことだった。それが、退職すると不思議に映画好きになり、シニア1000円という魅力もあって、最低でも月に一度は見に行く。  月に一度で映画好きとはおこがましいと言われるかもしれないが、ぼくにとってはけっこうな頻度だ。久しく忘れていた妻とのデート、ときめきのデートのような気分を…
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時を越えて

 父が生きていたらちょうど今百歳なんだと感慨にひたりながら、数日前、父と母の墓を詣でた。  父は明治45年(1912年)4月12日の生まれ。明治の人だ本人も言い、ぼくも信じてきた。だが、思えば父の明治は3ヶ月半にすぎない。  父は北予中学時代をよく懐かしんでいた。今の松山北高である。  父の在学期間は、秋山好古の校長時代にほぼ重な…
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満足は自分が決める

 ずいぶん長く更新していなかったが、いろいろなことがあった。  個人的なこと、対人的なこと、自分を見つめ直すこと、過去をふり返ること。  あまりに多くのことが一気に身の回りを流れていったものだから、ここに書き尽くすこともできないし、その気にもなれない。  しかしまた、ぽつりぽつりと今の自分の心境や生活を語る生活に戻りたいと思う。6…
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二十歳のかけらⅡ

 『二十歳のかけら』がようやく出版の運びとなった。数日のうちには全国の書店(といっても300店ほどにすぎないが)の書棚に並ぶらしい。  ネット書店の方は対応が早いから、すでに5月末から注文可能になっている。  嬉しいような、気恥ずかしいような、複雑な心境だ。  本の体裁をなして以来、なかなか手に取る勇気がなく、先日ようやく読み…
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二十歳のかけら

 まあ一応文芸書と分類できる本を、出版まであとひと月というところまでこぎ着けました。お読みいただけるとありがたいです。タイトルは  『二十歳のかけら 京大生青春日記1966-1971』。  少年期・青年期を60年代に重ね合わせて生きた若者の日記風物語です。  展開されているのは、実に弱い一人の若者の挫折につぐ挫折の物語。恋で挫折し…
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くりかえしのこと

 くりかえし(周期性)とはもちろん、一定の(時間)間隔で同じパターンがくり返されること。数式で書けば f(t+a) = f(t) がすべてのtで成り立つことであって、aがその周期である。  周期性の対極にランダム性がある。  くりかえしが約束されている現象は、待っていても苦ではない。毎日同じ時刻に郵便配達がやってくる。それを待つの…
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腸(はらわた)

 連句をイメージしたリレー短文を思い立った。五七五七七にこだわらず、短文の連想リレー走をしようというのだ。  スタートのお題は「腸」。  「腸」を訓読みすると「はらわた」だという。少々変だ。概念図が一致しない。腸ははらわたの一部にすぎないではないか。  そこで、「はらわた」を広辞苑で引いてみる。(1)腸、(2)臓腑とある。つまり、…
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教えることと学ぶこと

「あの先生ダメだよ。Aさんの絵を見ても、ほー、これはいいねえ、Bさんの絵を見ても、そうこれがいいんだよ。結局どれがいいのかちっともわからない」 「先生は、人それぞれの個性を伸ばそうとしているのじゃないのかなあ。芸術というのは、良し悪しを一つの基準で決めてしまえるようなものではないんだから、結局はその人の持っている特性をいかに伸ばす…
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人の死のこと

 何日もうっとうしい雨が続く。  つい先日,幼いころからの友人の死に遭遇し,死について少々考えさせられたかと思ったら,1週間もたたぬ間に,また一人の死に直面した。  教会の仲間だった。11歳年上の75歳。  目立たぬが,本の好きな物静かな人で,ぼくのあこがれのお兄さんだった。  二週間前,あるグループの会合で一緒になり,隣の席で…
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今年六十のおじいさん

 昨日,同期の友人の葬式に参列した。  64歳,若すぎる。まだまだ人生の後半戦が始まったばかりではないか。  ぼくはと言えば,第二の人生のスタート地点に立った喜びとわくわく感をかみしめている最中なのに。  早すぎるよ,あまりにも。  彼は小学生時代からのなじみの友だった。ぼくの兄と彼の兄も同期で,ぼくらとは七つ違う。  兄…
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ラストエンペラー

 愛媛県美術館で行われている故宮博物館展を見た。  美術館友の会の会員証を見せると無料になったのが、まず驚きだった。多少は割引してくれるかな、というくらいの気持ちで見せたのに。  次に驚いたのは、人の多さ。公衆浴場の混雑ぶりを「芋を洗うような」とよく言うが、その言葉がぴったりなまでに、フロアに人があふれていた。  行列がいっこうに…
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