松山秋景色、早くも彼岸花

 一昨日、家の近くの田んぼの中を歩いてみた。
 まず見つけたのは、彼岸花。9月11日だよ、まだ。
 意外だった。まさか、という気がした。ちょっと気が早いのではないか、君。
 満開なのはただ一本。そばに赤い新鮮なつぼみが数本伸びていた。
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 稲にはいくつか種類があることが、実りの時期を迎えるとよくわかる。農業にも米のことにもまったくの素人であるぼくにも、これはわかる。
 ぼくの目に映るのは三種類だ。
 一つは、「ごく早生」というのか「早場米」というのか、米の正式の品種名は知らないが、8月中旬にはもう刈り取られる。
 わが家の近くでそれをやっている田は決まっていて、一辺が300mほどもある近在一の大きな正方形のため池のそばにある。こんもりした台地の眼下に広がる一帯でもある。
 南を台地、北を山裾、東を自衛隊演習場のなだらかな丘、そして西をため池にせき止められた、一種の盆地状の一帯が、早場米をやっている地域だ。
 例年、8月中旬から下旬にそのあたりに行くと、運がよければ、一家総出で刈り取りをしている光景に出くわすことができる。もちろん手で刈り取るわけではなく、機械で一気に刈り取る。それでも、小さな子どもも含めて一家総出の作業である。写真は去年の8月16日。
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 今年は残念ながら刈り取りの現場に遭遇することはなかった。一昨日見ると、刈り取られた跡に二番穂がすでに青々と伸び、ちょっと見にはふたたび青い田が出現していた。
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 二つ目は、通常の早生。今がちょうど実りの時期である。真っ黄色に色づいて穂を垂れている。昨日行くと、刈り取りを始めた田もあった。
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 三つ目は、標準的なもの。あるいはこれを「晩稲(おくて)」というのだろうか。今はまだ穂を垂れることもなく、力強く緑の穂を上に伸ばしている。
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 早生が老年期に入っているのに対して、晩稲は今が壮年期だ。
 田ごとに、早生と晩生が入り混じっていて、少し高みから田園を見渡すと、まるでパッチワークのように、色の違いが鮮やかだ。
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(2012.9.13)

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