遠い昔の片思い

一日どんより曇り空。昼間でさえ陰気で暗い。風が強くて、外に出ると思わず身震い。さらに加えて、冷たい雨が蕭々と降る。

1月末のこんな日には、学生時代のある日のことを、いやでもぼくは思い出してしまう。一学年下の片思いの女性。彼女の下宿を訪ねようか、どうしようかと、心が定まらないまま、下宿の周囲を、近づいては離れ、離れては近づき、呆けたように徘徊したあの日を。

身も心もぐしょぐしょになったあの日も、今日のように陰気で冷たい雨の日だった。

片思いで果てた恋のつもりだったが、さんざん苦しんだ末に別の新しい恋が始まろうとした矢先、あれは片思いではなかったと彼女本人から告げられるという、切なくも甘い後日譚までついている恋なのだった。

昔の若気の至りはもうとっくにどこかに捨て去ってしまった定年後の今は、週に一度の水彩画教室を楽しみにしている。ぼくのような団塊の世代が最若年者。先生もまた団塊の世代。老人がほそぼそと寄り合うグループなのだ。そこで描いたごく最近の絵を、まだ未完成ではあるが、いくつか載せさせていただく。

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サツマイモと柿


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ポインセチア


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タヌキの夫婦




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