アベノマスク8000万枚、やるのやらないの?「GO TO トラベル」、まだ本気でやるの?

20200731smalla.jpg
(梅雨明けした夏空1)

アベノマスクの追加8000万枚、驚くべき愚策だろうが、元々の予定だったと言われると、「はて」と疑問を感じてしまう。

「全家庭に2枚ずつ」。これがさんざん叩かれて、意味がなかったことを知っていながら(実際、ぼくは一度としてアベノマスクをした人を見たことがない)、それでもなお「予定だったから」と8000万枚を6月も末になって追加注文したというのだから、これ以上、政府と国民の感覚のズレをあからさまに示すものはない。

配る予定だという高齢者施設や保育所などが、これをありがたく受けとって使ってくれるだろうという発想は、もう国民の感覚から180度そっぽを向いているとしか言いようがない。

今ほしいのはアベノマスクではない。これは国民生活を普通に見ていれば、誰にだってわかること。それがわからない政府役人は、要するに国民生活にひとつも目を向けず、ただひたすら安倍の感情を害さないことだけのために仕事をしている。そういう人たちとしか言いようがないのだ。

さすがにアベノマスク8000万枚の配布に国民感情とのズレを感じて、恥ずかしさを覚えたのか、延期を言い出しているというニュースもある。だけど「やめる」とは言っていないらしい。何という優柔不断!

行きがかりを捨て、ダメなことはダメできっぱりやめればよいのだ。ぐずぐずと安倍の顔色とメンツにばかりこだわらず、早く国民がもっとも必要なことに力を注げばよいのだ。そうすれば気持ちよく仕事ができるのだ。

20200731smallb.jpg
(梅雨明けした夏空2)

「GO TO トラベル」が全国にウイルスをまき散らし始めたことは、近ごろの感染者数を見ていると、明らかだと思える。といっても、感染から発症までのタイムラグを考えれば、今の大感染は「GO TO トラベル」の結果だとストレートには言えないのかもしれない。規制をゆるめたことの結果なのだろう。

「GO TO トラベル」の本当の影響が出始めるのはもう少し先。そのときには、そらおそろしいような超特大級の大感染が始まるかもしれない。

ともあれ、最悪のタイミングで「GO TO トラベル」を政府は始めてしまった。そしてこれについても、安倍の顔色伺いとメンツとが、中止という英断を遮っている。事態は悪化するばかりだ。

「まだ医療体制は逼迫していない」などという、何の根拠もない理屈に固執しているのが、哀れでならない。一度言いだしてしまえば、子供にでもわかるウソと屁理屈で頑強にそれを押し通そうとする。これは安倍政権の本性らしい。モリカケやサクラで、国民はもういやになるほどそれを見てきた。

今回もそうだ。医療体制はすでにもう崩壊寸前にあると、医療関係者は訴えている。にもかかわらず「ベッド数に余裕があるから逼迫していない」などと言い張って、いっこうに現実を見ようとしない。

まだ逼迫していないから大丈夫ではないのだ。逼迫したときには、すでに手遅れなのだ。そうなる前に、その事態に思いを馳せ、先手先手の対策を打たねばならない。政権の役人には、こうした当然の想像力がないのだろうか。

こうして見ていると、安倍政権は末期症状を呈していると言うしかない。実際、首相自身が何ら現状への認識とそれへの対策を発信していない。ただひたすら身を隠して、何もしゃべらない。臨時国会を開くことも嫌がっている(こわがっている)。自身への厳しい追及に、耐える自信をなくしているのか。

日本は今、船頭のいない船だ。船頭どころか、誰が舵を取り、誰が櫂を漕いでいるのかさえわからない。

思いつきで対策を打っては、それが国民の大ひんしゅくを買い、数日のうちに取り止める。あるいは、意味がないとわかっていながら、意地とメンツでそれを押し進めてしまう。こんなことのくり返しだ。

国民感情をしっかり受け止め、先々に十分思いを馳せた深慮遠謀の末の対策、そういったものが今の政府からはまったく出てこない。深慮遠謀を遮っているのは、安倍の顔色をうかがうと言うよりも、業界と結びついた一部政治家の裏でのごり押しなのかもしれない。腐りきっているのだ、今の政権は。

今の政権と言うよりも、これは自民党政権の宿命なのだろう。

20200731smallc.jpg
(梅雨明けした夏空のもと、緑陰で遊ぶ親子)

やはり今こそ、政権交代が必要なのだ。政権交代の受け皿となる野党の結集が必要なのだ。

結集しただけではまだ不十分。まったく新しい魅力的な指導者が必要である。カリスマとまでは言わないが、しっかりした政治理念と実行力を持った、国民の誰もがこの人ならと思える指導者が必要になる。そうでないと、次の総選挙で勝てないだろう。

枝野さんや玉木さんでは、もうダメなのだ。国民的魅力に欠けているから。この二人がやるべきことは、野党の結集、そして新しい指導者を見つけること、そこまでだ。

画期的な魅力を持つ指導者が出てくれば、それだけで政権交代は可能になる。ぼくはそんな気がしている。自民党政権が腐敗しきっている今、勝つのはそんなにむずかしいことではないのだから。


ブログ気持玉

クリックして気持ちを伝えよう!

ログインしてクリックすれば、自分のブログへのリンクが付きます。

→ログインへ

なるほど(納得、参考になった、ヘー)
驚いた
面白い
ナイス
ガッツ(がんばれ!)
かわいい

気持玉数 : 0

この記事へのコメント